2024/01/13 13:18
Web企画展『魅惑の鹿ツノ展』

この度、2024年初めての試みとしてほ助の用品店プレゼンツのWeb企画展を開催することになりました!!
本当は、イベントやポップアップなどで対面で販売したいのですが、まだなかなか出店の機会が少ないのが現実、、、、
そんな中で、なにか変わったことができないか、通常のオンライン販売より、私たちの思いが伝わる何かは無いかなとの思いで今回の企画が始まりました。
そんな思いで始まったWeb企画展、第一弾の内容ははすぐに決まりました。
僕が愛して止まない鹿のツノをメインにしようと。
僕たちは自然用品店なので、自然に入りたくなるような品を主にセレクトさせていただくのですが、そんな中でよく目に留まるのが鹿の角を使用した作品なんです。
沢山ある自然用品の中でも一際、生命力を感じるのが鹿なんだと思います。
今回は、北海道と高知の作家さんの作品をセレクトさせていただきました。
-ニホンジカ-
ニホンジカとは日本に生息する野生シカの総称です。

細かく見ていくと、日本産亜種として、エゾシカ(北海道)、ホンシュウジカ(本州)、キュウシュウジカ(四国、九州)、マゲジカ(馬毛島)、ヤクシカ(屋久島)、ツシマジカ(対馬)、ケラマジカ(慶良間列島)と、7亜種もの種類の鹿が日本には生息しています。
生息地によって呼び方が異なるのも特徴ですね。
大きさは亜種や生息地によって大きく異なり、最大はエゾシカ、最小はヤクシカです。
あまり知られていませんが、ニホンジカの場合、角は通常3つの枝分かれと4つの頂点からなる3又4尖(さんさよんせん)と呼ばれる形状となります。満1歳で1本角、満2歳以上で1又2尖〜2又3尖、満3歳以上で3又4尖となります。

特別大きな個体などに4又5尖も現れることもあるみたいですが非常に稀なケースみたいです。
また、シカの角の枝分かれの数は遺伝的要素と栄養状態で決まるので過酷な自然環境を生き抜く野生個体となると、栄養状態が安定しないため2本対となって3又4尖となるのは珍しいそうです。
鹿の角はオス特有のもので、毎年3月に抜け落ち生え変わります。
新しく生えてきた角は皮に覆われた袋角という状態で成長していきます。
袋の中には血管が通っており、その血流によってカルシウムが溜まり角が成長していきます。
9月ごろになると全体が硬くなり、皮が破れて、中から硬い角が現れます。
この成長後の角の表面のゴツゴツしたものは血管の痕跡なのです。

魅力的なツノを集めましたのでお気に入りのツノを見つけてみてはいかがですか。
概要
『魅惑の鹿ツノ展』
・日時
1/17(水)〜1/21(日)
・場所
Baseショップ内;https://utuwahosuke.base.shop/
・取扱い作家
deer whistles
Ocho Camp
ワンクリックで訪れる事ができるWeb企画展、ぜひ足を運んでいただけると幸いです。